自主学習ノートとは?子どもの学力をupさせる自学ネタや使い方のコツを紹介

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家庭学習

自主学習ノート(家庭学習ノート・自学ノート)は、多くの小学校で取り入れられている家庭学習の一つです。

私自身、学級の子どもたちに自学ノートを取り入れた教育を行ってきましたし、我が子も自学ノートに取り組んでいます。

ただ、この自学ノートは、ただやっただけでは何も力は尽きません。

実際、我が子は自学に何をしていいか途方に暮れ、自学嫌いになりかけました・・・。

力をのばすには「コツ」がいります

ここでは、教員と母の立場から、子どもの力を伸ばす自学ノートの使い方のコツをご紹介するので、自学に迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

自学ノートって何?

自学ノートとは、子どもが自分で課題を決め、取り組むものです。

3、4年生から始めることが多いですが、1年生から始める学校もあります。我が子の学校では2年生から始まりました。

先生からいくつかの学習内容の例は与えられるものの、学習内容を選ぶのは自分です。また、オリジナルの学習内容を考えていくこともできます。

つまり、自由度が高い学習となります。

今は定番となった自学ノートですが、先生によっては、

  • 「まずは〇〇を・・」と、丁寧にスモールステップで進めてくれる 
  • 「1日2ページで!以上!」のように丸投げされる

残念ながら取り組ませ方にも差があります。

この自学ノートの取組は、学力テスト全国トップの秋田県の取組によってさらにクローズアップされました。秋田県は2021年の『全国学力・学習状況調査』の結果からも、望ましい生活習慣・学習習慣が定着しているとされています。

自学ノートの取組で学力が上がるというのは証明されているということです。

この秋田県の自学ノートの取組については書籍が出ていますので、興味がある方は読んでみてください。

自学ノートの目的

自学ノートを行う目的は、行う学年や先生によって違いは出ると思いますが、以下のようなものが考えられます。

  • 家庭学習の習慣化
  • 自分の興味関心を引き出し、学ぶ楽しさを感じさせる
  • 自らの学習状況を把握し、自らの学習を調整しながら学ぶ力を育てる

特に1番下に示した力は、新学習指導要領でも示されていこれからを生きるための重要な力です。

どれも学習していく時に大事な力なので伸ばしていきたいですね。

自学ノートのメリット

前述したような目的が達成できれば、子どもたちの学力はぐんとアップすると考えられます。具体的には次のような力を身に付けることが可能です。

  • 家庭学習が当たり前になる
  • 基礎的な学力が身に付く
  • 興味関心が広がる・深まる
  • 情報を調べて選択し、まとめる力が付く
  • プレゼンの力が付く
  • 自分の学習状況を把握することができる
  • 自分で選択し、決定する力が身に付く
  • 教師や親、友達とのコミュニケーション力向上に役立つ

ただし、子どもが力を身に付けるためには「子どもに丸投げ」ではだめ

自学ノートをやるからには、先生が目的を達成できるように導いてほしいものですが、残念ながら「先生に丸投げ」でも、ある一部の子しか力がつかない恐れがあるというのも事実です。

どんなことをやればいいの?

では、具体的にどんなことをしていけばいいのか、教員と母の経験からお伝えします。

メニュー紹介

メニューは、先生からある程度紹介されると思います。今回は、やり始めた時期を想定して、おすすめのメニューをご紹介するので、できそうなものから取り組んでみてください。

まずは子どもの「やる気」を出させる

まずは、子どもに「やってみたい」と思わせることが重要です。

やらされている → やりたい

にもっていくことが、最初の課題。

なので、最初は 子どもが興味をもっていて、簡単にできるもの をおすすめします。

最初の時は、親子で話しながらするのもおすすめ!

  • 一人、親子でしりとり
  • 〇〇(季節などのテーマ)のもの集め
  • 〇〇県のおいしい食べ物集め

など、簡単に親子でも話しながらできるものがおすすめです。

2年生の息子が自学を始めた頃に書いていた自学ノートです。秋のものをイラストで集めました。大切なのは、このふりかえりと先生からのコメントです。

この時は、一緒に秋のものを話し合いながら集めたことで、息子の中に「新しい発見」(知らなかったもの)が生まれました。

子どもの「好き」な分野で継続させる

子どもは「飽きるもの」です。

そうならないために、子どもの「好き」な分野を取り入れて継続させましょう。

  • 好きな漫画をイラスト入りで紹介する
  • 地下鉄の路線マップを作る
  • 好きな生き物について紹介する

など、子どもの興味関心に合わせるのがポイント。

図鑑や辞書、ネット検索などを取り入れると、調べる力が身に付きます

自学ノートを始めて1か月目のノートです。

この頃、息子は生き物が好きだったので図鑑を家にたくさん用意しました。その図鑑を使って調べてまとめていく学習です。

好きな生き物について先生に分かりやすくまとめてプレゼンするという力が身に付きました。

「2ページ使ってまとめてみよう」と制約を加えることで、まとめる力がアップ

子どもの「苦手」を克服させてメリットを感じさせる

自学ノートは「楽しい」ことも大事ですが、せっかくやっているのだから、子どもにも「やってよかった」のメリットを感じさせたいところ。

そこで、慣れてきたころには「苦手」な分野にチャンレジさせることも必要です。

ただし、計算が苦手だからひたすら計算ドリル…では、やる気がなくなってしまいます。

もちろん計算ドリルも大事ですが、それは自学ノートによるメリットを感じさせてからでもよいかと思います。

都道府県を覚えるために、都道府県クイズを作る。

文章題に慣れるために、好きなアニメのキャラクターを使ったオリジナル問題を作る

など、子どもの苦手を把握するところからスタートしましょう。

息子はこの頃昆虫が好きだったので、昆虫の姿を想像しながら楽しんで問題作りをしていました。

式が書いてなかったり、筆算が適当だったりするのですが、楽しみながら苦手な文章題ができたということで、これで良し。

苦手な学習にはお楽しみ要素を入れるとやる気につながります。

すばやく終わらすことのできる「隙」もつくる

最初は、楽しく「苦手」を克服できるメニューを選びましょう。

自学ノートは楽しく力のつくものではありますが、「時間がかかる」という点があります。今の子どもたちは、習い事などで忙しくて時間がないという子も。

だからといって自学をやめてしまうのはもったいないです。

そんな時間がない時は、さっとできる時短メニューもおすすめ。

  • 大きく絵を描く
  • その日一日のふりかえりを簡単にまとめる

など、その子によって素早くできる内容は違うかもしれません。

これは息子が4年生の時の自学ノートです。6時間目が増え、家庭学習の時間が足りないことも…。そんな時、息子は大胆に大きく絵を描いて仕上げていました。

これも、それまでたくさん自学をやってきてできるようになった荒業かもしれません…。

親の役割は何?

自学は、最終的には「自分で」を目指すものですが、最初は先生や親の役割も大きく作用されます。

先生として、親として経験から考えた役割をお話ししますね。

絶対やってはいけないこと

親は「子どもの応援団」であってほしいと思っています。

なので

  • 自学の内容を強要する
  • 書いた内容を否定する
  • 自学ノートに関心をもたない

など、子どものやる気を低下させる関わり方には注意しましょう。

やってほしい関わり

自学ノートのメリットに

  • コミュニケーションツールになる
  • 達成感を味わうことができる

というものがあります。そこで、次のような関わりが有効に働くでしょう。

  • 親のコメントを入れる(先生からのコメントが無い場合)
  • 親子で話したり調べたり、一緒に楽しみながら取り組む(最初はこのような形がおすすめです
  • 自学ノートを見て、肯定的な声がけをする

このように、前向きに関わることが大事です。

そして、できれば自学ノートは取っておいて、成長を感じることができるようにしましょう。

自学ノートのおすすめまとめ

先生と親の立場から、自学ノートについての良さなどをまとめました。

ぜひ、前向きに親子で楽しみながら自学をすすめていけたらいいですね。

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