小学1年生の勉強内容は?つまずきポイントの対策と家庭学習のコツ

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学校

1年生でも勉強についていけないってこと、あるの?

1年生にはどんな家庭学習がいいの?

入学してしばらくは、学校に馴染めるかと不安だったことでしょう。子どもが学校生活に馴染んでくると、次は勉強についての不安も出てきますよね。

「小学校1年生の勉強だから簡単でしょう」

たしかに簡単です。ただし、それは大人にとってはです。

小学1年生の学習でもつまずいてしまうポイントはいくつかあります。1年生の勉強は今後の土台となる大事な内容。

この記事では、小学1年生の担任を4回経験した元小学校教員が次のことを解説します。

この記事で分かること
  • 小学1年生の学習内容
  • つまずくポイントとその対策
  • 力をつける家庭学習のコツ
  • 親の関わり方

小学1年生の学習内容

小学校の学習は、「標準授業時数」として、1年間で行う教科それぞれの時間が決まっています

学校教育法施行規則に定める標準授業時数

国語算数生活音楽図画
工作
体育特別の
教科

道徳
特別
活動
合計
30613610268681023434850
<参考>令和3年6月28日第124回教育課程部会資料 文部科学省

この表から見ても分かるように、小学1年生の学習で大切なものは国語と算数と言えます。

国語はすべての学習の基本となるので、1番多い時間は入門期の一年生の国語です。また、算数も学習の積み重ねが大切なので、1年生の学習はこれからの算数・数学の土台となり、とても大切。

この2教科を基本として、生活科(のちの理科と社会)で表現力や思考力を身につけていきます。

つまずきポイントと対策

何事も最初が肝心。1年生で勉強嫌いとならない為に、つまずくポイントとその対策を知っておきましょう。

国語のつまずきポイントと対策

1年生の学習の要となる国語のつまずきポイントは2つです。

  • 長音・拗音・促音の使い方
  • 「は」「を」「へ」の助詞の使い方

ここでしっかりと覚えないと、2年生になっても3年生になってもなかなか直りません。

長音・拗音・促音の使い方

長音・・おかさん のように伸ばす音(のばす音)

拗音・・おもち あくし としかん のようにひらがな2文字で表す音(ねじれる音)

促音・・きて のように小さい「っ」が入る音(つまる音)

言葉で話せていても、書くときに間違いやすく、ほとんどの1年生が一度はつまずきます。

長音

長音で特に間違いやすいのは

いもと→いも

おとさん→おとさん

おねさん→おねさん

「う」と「お」で伸ばす時に間違いやすい傾向にあります

対策
  • 伸ばす前の音を声に出して言わせてみましょう。おかあさんの時は「か」を伸ばして言わせてみると、自然と「かーーーー」に変わるので、で伸ばすことを理解させられます。※ただし、「う」でのばす時に例外となることがあります。
  • 絵本や買い物など、日常生活の中で長音の言葉を探すゲームを取り入れてみましょう。

おで伸ばす言葉は少ないのですが、よくこのような言葉で例外として覚えさせます。

くの おきな こりの うえを ほずき くわえた ころぎと

くの おかみが とずつ(十ずつ) とった

1年生を担任していた時は、よく唱えさせていました

拗音

拗音は、小さい文字が入ることは分かっていても、「ゃゅょ」のどの文字なのかが分からない子が多いです。

対策
  • 言葉をゆっくり言わせてみましょう。「おもちゃ」をスローモーションのように何度もゆっくり言わせるうちに、おもち→おもちと、小さく書く文字が分かるようになります。
  • 「じてんしょ」「じてんしゅ」「じてんしゃ」のように、3つ並べてみてクイズにしてみましょう。正解と間違いを比べることで、正しい言葉を理解します。

促音

促音は、小さい「っ」を抜かして書いてしまうことが多いです。

対策
  • 手をたたきながら言葉を読んでみましょう。きって(✋✋✋)のようにたたくと、言葉に出さないところが分かるので、そこに小さい「っ」を入れるようにすると理解しやすいです。
  • 自分が書いた言葉・文章を声に出して読ませてみましょう。声に出して読むことで、間違いに気付きやすくなります。

1年生には、ゲーム感覚で学習させていくのがおすすめです!

「は」「を」「へ」の助詞の使い方

学校では、「くっつきの」などと指導することが多いです。

「がっこういきました。」「ぼく6さいです。」のように、とにかくよく間違えます。

対策
  • →わ →え と読む時とを使う時は、「言葉と言葉をくっつける時だけ」「最初と最後には使わない」と教えましょう。言葉というのは、しりとりでつかえるもののことというと分かりやすいかもしれません。
  • 短い文で練習して、はをへの助詞に色を付けて見やすくしてみましょう。
  • 日記などでたくさん文を書いて書き慣れさせることも大事です。

無料でプリントをダウンロードできるサイトもあるので、苦手なところをやらせてみるのもおすすめ。

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算数のつまずきポイントと対策

算数のつまずきポイントは2つです。

  • 繰り上がり・繰り下がりの計算
  • 時計の読み方

算数は積み重ねが大事な教科です。1年生の計算ができなければ、2年生で習う筆算や大きな数の計算でさらにつまずきます。

数の基本を学習する1年生の算数を大切にしていきましょう。

繰り上がり・繰り下がりの計算

繰り上がりと繰り下がりの計算は、「数え足し」「数え引き」という指を使ったやり方でやれば、大抵の子はできます。しかし、それでは時間もかかりますし、大事な数の構成を理解していないといえます。

繰り上がりと繰り下がりの計算でのポイントは「10のまとまり」をつくれるかどうかです。

対策
  • 「10は2と8」「10は3と7」のように、素早く10をつくれるようにしましょう。(計算の単元の前に学校でも学習します)
  • おはじきやおもちゃのお金などを使ってゲーム感覚で10をつくったり、10を分けたりする訓練をしましょう。

時計

子ども園や幼稚園では、「時計の数字の6のところ」などと声を掛けることが多いようです。

なので、1年生の子どもたちはよく「先生、休み時間は2まで?(10分)」などと言います。

2年生になると、午前午後を学習したり、時刻と時間の学習をしたりします。1年生のうちに時刻が読めないと2年生の学習ではおいて行かれてしうのです。

対策
  • 1年生になったら、積極的に時計を見て時刻を言う・言わせるようにしましょう。
  • 「あと10分後にご飯だよ」など、時計を見ながら時間の感覚も身につけさせましょう。

力をつける家庭学習のコツ

やる気いっぱいの1年生。学習習慣を身につけさせるには絶好の機会です。

ここからは、力をつけるための家庭学習のコツを3つ紹介します。

学習習慣をつけさせましょう

家庭学習の目安として「学年×10分間」(+10分)と言われます。1年生は10分~20分間が目安となるでしょう。

いつ学習するかは、子どもの性格にもよりますので、子どもと相談してから決めるのが一番です。

学習環境を整えましょう

学習環境といってもさまざまですが、次のことを整えましょう。

  • 学習スペース
  • 学習用具
  • 子どもの気持ち

学習スペースは、小さいうちはリビングがいいと言われています。子どもの様子が見られたり声を掛けやすかったりするので、最初のうちはリビングで一緒にやるのがおすすめです。

学習用具は、子どもが途中で集中を切らさないためにもすぐに使えるように使いやすいものをそろえましょう。

子どもがやる気になっている時を見逃さないのも大事。勉強するのは子どもなので、子どもが集中できるタイミングを見つけましょう

これからのことは、下の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

ほめましょう

1年生は言われたことを素直に受け止める年齢です。頑張ったことは具体的な言葉でほめて、次につなげるモチベーションにしましょう。

とくに心がけてほしい言葉掛けは、結果より課程を重視する声掛けです。

  • ゆっくり丁寧に書いたから、形の整ったきれいな字になったね!
  • 毎日10をつくる練習したから、計算が速くなったきたね!

子どもの毎日の努力を認めてあげるような声掛けがいいですね。

もちろん、子どもはテストで100点をとりたいと思っているので、100点をとった時には過程をふくめてその結果までたくさんほめてあげてください。

宿題への関わり方のコツ

宿題には、「学習習慣を身に付ける」「学校で学習したことを定着させる」などの目的があります。

1年生のうちはしっかりと見てあげましょう。

多くの学校で出される1年生の宿題は、次のようなものです。

  • 国語・算数のプリント
  • 数やひらがなのおけいこちょう
  • 音読
  • 日記(1年生の後半から)

プリントなどは丸つけが不要なことも多いですが、間違いがないかを見てあげましょう。学校の先生によっては、間違えた問題を直すところまで見てくれますが、そうでない場合もあります。

一番いいのは親子で一緒に見直して、間違いがあったらすぐ直すことです。

一緒に見直すことによって、後々一人でテストなどの際に見直すクセをつけさせることができます。

音読は、しっかり聞いてあげましょう。音読にはよい効果がたくさんあります。

  • 語彙力と文章力の向上(言葉や文のまとまりが分かりやすい)
  • 読解力の向上(書かれいている内容を理解しやすい)
  • 記憶力向上(脳が活性化されると研究でも明らかになっている)

ここにあげた以外にもたくさんの効果があります。できれば手を止めて聞き、ほめてあげましょう。たまに一緒に読むのもよいコミュニケーションとなります。

まとめ

1年生は、学習のスタートです。

できるだけ関わってあげることで、子どもはよいスタートをきれると思います。

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